ウェブで試し読み、iOSで書籍も閲覧可能に--ソニーReader Storeがサービスを強化

 ソニーは、電子書籍ストア「Reader Store」における国内のサービスを強化中だ。第1弾として、6月24日に現状のiPhone/iPad向けアプリをアップデートし、書籍コンテンツの閲覧にも対応した。これまではコミックと雑誌のみの対応だった。それに伴い、名称を「ソニーの電子書籍 Reader(EPUB3フォーマット専用)」と変更、現在約1万6000冊に対応する。

PCでの試し読みに対応しているものは、「試し読み」ボタンがある
PCでの試し読みに対応しているものは、「試し読み」ボタンがある

 さらに6月25日、電子書籍ストア「Reader Store」でPCブラウザでの電子書籍閲覧に対応した。これにより、手軽に試し読みをしたり、購入したコンテンツをPCでも閲覧したりできるようになる。なお、無料サンプルであればIDの取得は不要。サンプルがあるものは「試し読み」ボタンが表示され、クリックするとウェブブラウザからそのまま読める。なお、購入したコンテンツを閲覧する際にはログインが必要になる。

ウェブでも閲覧が可能に
ウェブでも閲覧が可能に

 対応OSは、Windows7、Windows8(8.1)、MacOS 10.8以降。ブラウザは、Internet Explorer 10/11、Google Chrome(最新バージョン)だ。対応コンテンツは書籍、コミック、雑誌で約7万5000冊程度を予定。今後も順次拡大していくとしている。

 なお、PCでの読書サービスのスタートを記念して、1万名に電子図書券300円(NET CASH)が当たる「パソコンで読書を楽しもうキャンペーン」を実施する。対象となるのはReader Storeに会員登録してないユーザーで、応募期間は6月26日12時~23時59分まで。6月27日中に当選が確定する。

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