Facebookの写真共有アプリ「Slingshot」、世界中で公開

Rich Trenholm (CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年06月26日 10時42分

 Facebookの写真共有アプリ「Slingshot」が、世界中で利用可能になった。同アプリは先週、米国でリリースされていた。

 SlingshotはFacebookが提供する新アプリだが、名称にFacebookブランドは含まれていない。Slingshotは「エフェメラルメッセージ」、つまり一定の時間が経過すると消滅するメッセージを送受信するためのアプリだ。非常に高い人気を誇る「Snapchat」と同様、一定時間経過後に消滅する写真の送信機能を備えるが、異なる点もある。Slingshotでは、自分も何かを送信しなければ、メッセージを閲覧することができない。


Slingshotでは、動画や写真をキャプチャして、文字やアイコン、落書きを追加することができる。
提供:Slingshot

 Slingshotは「iOS 7」以降のiOS、「Jelly Bean」および「KitKat」を搭載するAndroidデバイスで動作する。

 Slingshotは友達の電話番号に基づいてサービスを提供するので、Facebookと直接的に関連付けられてはいない。「Paper」などのほかのFacebookアプリと異なり、同社はSlingshotのマーケティングにFacebookブランドを使用していない。

 Facebookは2012年、写真共有を手がけるInstagramを買収した。昨今、メッセージングと写真共有はFacebookの戦略の重要な一部になっている。なぜなら、インスタントメッセージングがテキストメッセージに取って代わったことで、携帯電話ネットワークではなく、メッセージングアプリを有する企業がメッセージからの収益を得るようになったからだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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