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iWatch量産の噂、iMac低価格モデルの登場--松村太郎のApple一気読み

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 6月17日~6月23日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のApple一気読み」。

アップル、新しいプログラミング言語「Swift」を発表
アップル、新しいプログラミング言語「Swift」を発表

 いよいよ今週で、2014年の半分が終わる。皆さんにとって、どんな半年だっただろうか。Appleにとっては、非常に大きな動きが多かった6カ月だろう。

 細かい振り返りはこの後予定している総集編で触れるが、例えば、新プログラミング言語Swiftの発表には、世界中のエンジニアが驚き、また開発者の裾野を広げる施策として期待が寄せられている。ラインアップはマイナーチェンジが続いているものの、廉価モデルとしてラインアップされていたiPad 2が、第4世代のiPadに置き換えられたことで、9.7インチiPadシリーズの“Retina化”が完了した。

 そして、もう1つの動きは、「値下げ」だ。今週、まずはそのニュースから、振り返っていこう。

iMacがラインアップを刷新、低価格モデルも登場

1.4GHzデュアルコアのIntel Core i5を搭載iMac
1.4GHzデュアルコアのIntel Core i5を搭載したiMac

 Appleは、MacBook Airに続いて、iMacにも低価格モデルを投入した。米国時間6月18日、デスクトップシリーズのiMac 21.5インチモデルに、1.4GHz駆動のIntel Core i5プロセッサ、メモリ8Gバイトを搭載した低価格モデルを追加。最も安いiMacは、価格だけで比較すればこれまでより200ドル安い1099ドルのプライスタグが付いた。

 日本向けには、税抜き10万8800円から販売。これまで最も低価格だった2.7GHzクアッドコアIntel Core i5モデルは、引き続きミドルレンジのモデルとして販売されている。

 現在のiMacのデザインは、2012年9月に発表されたもので、カミソリのように鋭く見えるエッジと、正面から見てアルミニウム+黒いガラスのみというシンプルなツートンが特徴的だ。また今回発表された新モデル以外のラインアップは、2013年9月にHaswell搭載モデルとしてアップデートされたものがそのまま継続販売されている。

 WWDC 2014では今秋、新OSであるYosemiteを無料でリリースすると発表。今回の小幅なラインアップ変更から考えると、iMacは9月に大幅刷新される可能性もある。

 ちなみに、iMacシリーズ全般で筆者がおすすめするオプションは、Fusion Driveへの変更だ。ノート型のラインアップでおなじみとなった、非常に高速なフラッシュディスクと、安価で大容量を実現するHDDの2つを併せ持つドライブで、HDDモデルよりも起動やアプリの動作スピードを実感できるはずだ。

 日本のオンラインアップルストアでは、1TバイトのFusion Driveへの変更を税抜き2万4500円でオプション提供している。

アップル、「iMac」低価格モデルを追加(6/18)
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強まるiWatchの噂

 ここに来て、iWatchの噂が強まってきた。

 ロイターが報道したところによると、Appleのウェアラブルデバイスもしくはスマートウォッチが、9月から10月の発売に向けて、7月に生産を開始するという。2.5インチのアーチ型に曲がったディスプレイ(文字盤)を搭載し、ワイヤレス充電やタッチインターフェースを搭載し、年間5000万台を出荷するとの見込みだ。

 その他の情報で散見されるのは、生体センサの搭載や、複数のサイズやデザインが存在するというもの。もちろんiPhone、iPad、Macと連携して利用できるようになるはずで、作業を引き継いだりデバイス間で連携したりできるHandoff機能など、どのようにデバイスとAppleのエコシステムが関わってくるのか気になるところだ。

アップル「iWatch」、7月から量産開始で10月に登場か(6/20)

新言語Swiftは何を変えるか?

 WWDC 2014の発表後、世界中の開発者が一斉に勉強を始めたSwift。AppleのMacやiOS向けアプリを作るための開発言語だ。

 CNET Japanに6月17日に掲載された記事では、Swiftのメリット、デメリットが書かれている。記事ではプログラミングへの参入が簡単になり、些末なアプリが増えるかもしれないという悪影響が指摘されているが、プログラミングそのものを学びやすくすることは、社会的に非常に大きな変化をもたらす可能性が秘められている。

 現在、IoTの流れもあり、あらゆるものがプログラミング可能になる世の中を迎えようとしている。IT関連だけでなく、AppleがAPIを用意するスマートホームや健康・医療、さらには農業などの分野にも波及している。向こう数十年は、プログラミングが社会問題を解決する糸口にもなる可能性があり、プログラミングを学ぶ機会が増えることは社会の発展に直結すると考えられる。

アップルの新プログラミング言語「Swift」--その目的と意味するところ(6/17)

Amazonのスマートフォン参入でAppleは?

 Amazonが投入したスマートフォン、Fire Phone。業界の構図を一変させるのか。あるいは現在業界4位に留まっているAmazonのタブレット「Kindle Fire」シリーズのように、一定の成果は上げるものの、大きな変革にならないのか。

 CNETには、スペック上の比較として、Fire Phone、iPhone 5s、GALAXY S5の比較表が掲載されている。しかし、スペックによる比較以上に、新たなカメラの使い方、3Dインターフェースによる、感覚的に生活を便利にする機能と“質”の変化に注目しなければならない。

アマゾン「Fire Phone」スマートフォンの実力は?--「iPhone 5s」「GALAXY S5」と比較(6/19)

iOS 8のカメラと地図の話

 2012年、惜しまれながらもGoogle Mapsと決別して導入したApple独自の地図。一部の都市で採用されていた、空中散歩の機能「Flyover」が、大都会東京にも採用された。高層ビル群や、皇居など普段見られない場所を空から見る感覚が楽しい。

 iOS 8では地図もより強化されるとみられており、使いやすさと楽しさ、そして何より情報の充実に期待したい。

 また、カメラ機能もiOS 8へ向けた機能強化が伝えられている。特に開発者向けに開放された「CameraKit」は、これまで以上にコントロール権を開発者に与えており、今後登場するだろうアプリにも注目だ。

アップルの地図サービス「Flyover」で“日本”初対応--東京の一部(6/23)
「iOS 8」で大幅拡充されるカメラAPI(6/23)

その他

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