ここでは、6月23日に報じられた主な海外ITニュースをまとめて紹介する。
ウェアラブル機器に対するGoogleの取り組みが、大きく前進しそうだ。サムスンが同社初の「Android Wear」搭載機器を、今週開催されるGoogleの開発者会議「Google I/O」で発表する予定だという。本件に詳しい複数の人物が米CNETに語った。情報筋らによると、そのウェアラブル機器は、サムスンがこの1年間でリリースしてきた「Gear」製品に似たスマートウォッチになる見込みだという。
ホームオートメーションを手がけるNest Labsが、ビデオ監視を専門とする新興企業Dropcamを現金5億5500万ドルで買収する。Dropcamは、ウェブに接続されたホームセキュリティカメラを開発している。買収契約は米国時間6月20日に交わされたが、まだ買収は完了していない。Nestは、煙感知器「Protect」や「Learning Thermostat」を含む同社の既存のスマートホーム製品ラインにDropcamの技術を組み込む予定だ。
Googleは、テクノロジ業界で働く女性を増やすことを目指し、男女の不均衡を解消する取り組みの一環として、女子中高生がプログラミングの方法を学べるよう後押しするプロジェクトに5000万ドルを出資する。同社は米国時間6月19日夜、ニューヨークで「Made with Code」プロジェクトを開始した。
Microsoft製タブレット「Surface Pro」の小型版「Surface Mini」に関して再び情報が出てきた。今回ばかりはMicrosoft自身がその発端だ。長年Microsoftに注目してきたPaul Thurrott氏が米国時間6月20日、Twitterに「『Surface Pro 3』のユーザーガイドのいたるところにSurface Miniへの言及がある」と投稿した。その後米CNETがユーザーガイドを調べたところ、複数の箇所でSurface Miniに言及していることが確認できた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)