6月19日にベルサール汐留で開催された「CNET Japan Live 2014 summer あらゆるモノがつながる世界~IoTが起こす新ビジネスイノベーション~」の展示ホールでは、IoT時代の到来を先取りしたさまざまな製品やソリューションが展示された。
日本システムウエアは、M2M用クラウドプラットフォーム「Toami(トアミ)」を中心としたトータルソリューションを展示。Toamiは、デバイスが蓄積したデータを分析して活用するためのアプリ開発や、デバイスとデータベースやアプリとの繋ぎこみといったM2Mシステムを低コストで構築することが可能で、限られた予算でスモールスタートしたい企業を支援する。
展示ブースでは、Toamiを活用して構築したパッケージ商品「気象管理サービス」のデモを披露。気象センサー、ゲートウェイ、クラウドサーバー、アプリケーションをパッケージ化したもので、主に農業従事者の支援を想定している。たとえば種まきや収穫のタイミングといった農業のノウハウを、蓄積された気象データを解析することで、正確に判断できるとのことだ。
同社ITソリューション本部の清原友紀氏は、「業種を問わずさまざまな企業のノウハウとコラボレーションすることで、最適なM2Mソリューションを提供していきたい」と話した。
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