「Kindle Fire HDX」上で年中無休の24時間体制でオンデマンドの技術サポートを提供するAmazonの「Mayday」機能(米国と英国で提供)が、ユーザーの人気を集めている。
Amazonは米国時間6月13日、Kindle Fire HDXタブレット所有者の4分の3が、MaydayボタンによるITサポートなどの顧客サービスを利用していると発表した。サポート要求に対するAmazonの平均応答時間は9.75秒だという。
Amazonは2013年、Kindle Fire HDXにMayday機能を導入した。同社のKindle Fire HDXタブレットシリーズでは、端末上の「Mayday」ボタンをタップすることによって顧客サービスを受けることができる。同機能は、不要な電話に代わるものとして、Amazonの技術サポートによる問題解決を容易にすることを目的としている。ユーザーがアクセスを許可すれば、Amazonの技術サポートは必要に応じて端末を実際に操作して、ユーザーに入力を求めることなく問題を修正することができる。Amazonの技術サポートが画面を利用して、修正方法を順を追ってユーザーに示すこともできる。
Maydayは当初、技術サポートがKindle Fire HDXを修正するための手段であると考えられていたかもしれないが、Amazonによると、それをはるかに超えるものだという。Amazonは13日の声明で、Amazonの技術サポート担当者に「Angry Birds」のレベルをクリアするのを手伝ってくれるように求めたユーザーがいたことを明かした。最高のピーナッツバターとジャムのサンドイッチの作り方を知るために、Maydayボタンを使ったユーザーもいたという。やり取りの中で、本当に技術的な問題でのユーザー支援もあったと願いたい。
米CNETはAmazonにさらなる情報を求めているが、回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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