MozillaはインドのIntex TechnologiesおよびSpiceとモバイル端末で提携し、インドで初となる「Firefox OS」搭載端末を「数カ月以内」に発売すると発表した。
この新型Firefox OS搭載端末は、Micromaxなどインドのメーカーによる端末のほか、「Moto G」「Nokia X」「BlackBerry Z3」など最近の低価格スマートフォンに続くものだ。その狙いは、インドのフィーチャーフォン利用層に対し、低価格スマートフォンへの移行を推進する点にある。
IDCによると、インドでは2013年に、スマートフォンの販売台数が前年比で181%増加した。一方で、2013年にインドで販売された携帯電話2億5000万台のうち、いまだに約78%をフィーチャーフォンが占めているという。
Mozillaはまた、台湾最大の通信事業者である中華電信とも新たにパートナー関係を結んだ。中華電信は2月、中国の新興スマートフォンメーカーである小米科技と、スマートフォン「Mi3」の販売で提携している。
Mozillaはこれで、Telefonica、中国聯合通信、KDDI、SingTelを含む、世界各国の22の通信事業者と提携したことになる。
通信事業者との協力は拡大したものの、すでに発売を開始している市場でFirefox OS搭載端末がどれほど売れているのかは、販売数が公開されていないため、今のところはっきりしない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス