Appleは間もなく、「iMac」をプロセッサの高速化によって刷新する可能性がある。
iMacは、2012年後半にデザインが再変更されて以来、外観は同じままで、主に処理能力のマイナーアップグレードが施されてきた。すでに薄型である同オールインワンコンピュータのデザインが変更される時期は不明だが、顧客は少なくとも他の改善を望んでおり、より解像度の高い「Retina Display」が特に期待されている。
しかし、フランスのブログサイトMacGenerationが現地時間6月10日に公開した記事は、Appleが来週にもiMacラインアップをスピードのアップグレードによって刷新することを示唆している。同サイトは、Appleの超薄型オールインワンデスクトップ全4種類を一覧にし、次のようなアップグレードの可能性を記している。
21.5インチの2.9GHz版は、CPU速度が3GHzまで向上するが、Turbo Boost機能によって3.6GHzから3.7 GHzに引き上げられる。Turbo Boostは、個々のプロセッサコアを自動的に管理して性能と電力効率を改善する機能だ。MacGenerationによると、21.5インチの2.7GHz版は変更が加えられないという。
27インチの3.2GHz版は、プロセッサ速度が3.3GHzまで向上するが、Turbo Speedによって3.6GHzから3.7GHzに引き上げられる。27インチの3.4GHzモデルは、CPU速度が3.5GHzへと向上し、Turbo Speedによって3.8GHzから3.9GHzへと引き上げられる。
これらのスピードはすべて基本モデルのものだ。構成時には通常、追加料金を支払うことでプロセッサとTurbo Boostのスピードをアップグレードすることができる。
同記事の説明が正しいとすれば、iMacに対するこの最新のアップグレードは、Retina Displayのオプションを少なくともまだ提供しない予定であるようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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