Online Trust Alliance(OTA)は米国時間6月11日、2014年版の「Online Trust Audit and Honor Roll」を発表した(OTAのメンバーには、SymantecやVeriSign、Microsoft、そして、Twitter自体が含まれる)。この調査は、消費者保護やセキュリティ、プライバシーなどの分野について、厳選したウェブサイトをランク付けするというもの。調査対象となった800のサイトのうち、「Honor Roll」(優秀者名簿)に名前が載ったのはわずか29%だった。それら29%のサイトは、ベストプラクティスを採用してユーザーのデータを保護しているということになる。残りの71%のサイトのうち、半分以上は測定対象となったカテゴリの少なくとも1つで基準を満たすことができなかった。
2014年の1位になったのはTwitterだ。同社は信頼性に関する総合評価で2年連続の首位に輝いた。Twitterはドメインと消費者の保護、インフラストラクチャのセキュリティ、ユーザーデータの保護とプライバシーで1位になった。
今回の調査で、ソーシャルネットワークは全体的に高い評価を得た。ソーシャルネットワークやゲーミングサイト、デーティングサイトを含む「Social 50」は、OTAが2014年に分析した他のすべてのセクターをスコアで上回った。Honor Rollに名前が載ったテクノロジサイトには、ほかにMicrosoftやNetflix、Newegg、GoDaddy、Symantecが含まれる。
OTAによると、同組織はAlexaやComscore、FDIC、政府ランキング、Internet Retailer Magazineの「Internet Retailer 500」などのリソースを使って、調査対象のウェブサイトを決定したという。その後、OTAは独自の手法を用いて、基準を満たすサイトとそうでないサイトを選別した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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