「mixi」約4万人に不正ログインの可能性--課金などの被害は未確認

井指啓吾 (編集部)2014年06月06日 17時10分

 ミクシィが運営するSNS「mixi」において、何者かにより、不特定多数を狙った不正なログインが試みられていることが取材により明らかとなった。

 ミクシィによると、5月31日から現在でも行われているとされ、不正ログインが行われた可能性のあるアカウントは約4万件。現時点で、課金やアカウント情報の変更などの被害を受けたという報告は受けていないという。なお、実際に不正にログインされた件数は調査中とのことだ。

  • 「mixi」ログイン画面

 mixi運営事務局では、不正ログインが行われたアカウントに対し、mixi内のメッセージ機能を使って、登録メールアドレスとパスワードの再発行を促している。現在は不正ログインが試みられたユーザーにのみ通知しているが、今後、mixiトップページでも注意喚起する予定だという。

 ミクシィは「サーバに対して不正アクセスがあったわけではない」とし、サーバからユーザー情報などが奪われていないことを強調。この一連の不正ログインを「特定ユーザーを狙ったものではない」との見解を示している。

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