CRI・ミドルウェアは6月5日、同社が提供するゲーム開発向け統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX 2」とムービーミドルウェアの「CRI Sofdec 2」について、2014年のロードマップを公開。スマートフォンとゲーム機のマルチプラットフォーム開発環境を強化し、プラットフォームへのゲームタイトル展開を支援するとしている。
スマートフォン向けには、ネイティブアプリ開発のスピードアップとクオリティアップ対応強化として、ADX2をUnityやCocos2d-xの最新バージョンに対応するとともに、スマートフォン実機を使ったサウンド調整機能が追加。また、Sofdec2のムービー演出をより活用するために、リッチ演出を効果的かつ効率的に実現する「アルファムービー」作成のためのサンプル素材公開やマニュアル強化を行うとしている。
ゲーム機向けにはマルチプラットフォーム強化として、ゲームエンジンへの対応を拡大。サウンド演出のデバッグを飛躍的に効率化する新機能「プロファイラ」を搭載する。さらに、H.264ビデオコーデックをマルチプラットフォームで共通利用可能にし、高画質フル画面ムービーの圧縮率と、エンコードツールの利便性を大幅にアップするとしている。
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