3分で振り返る海外ITニュース(6月5日編)

 ここでは、6月5日に報じられた主な海外ITニュースをまとめて紹介する。

給電も周辺機器接続もワイヤレスに--インテル、「Skylake」の無線技術を披露

 Intelが次世代プラットフォーム「Broadwell」の後継として開発中の「Skylake」(開発コード名)によって、PCからすべてのケーブルを取り除いたIntelリファレンスデザインが登場する予定だという。同社が米国時間6月4日に発表した。IntelのPC Client Group担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めるKirk Skaugen氏は、展示会Computexの壇上で、無線接続のディスプレイ、ドッキング、給電などの技術をデモした。これによって、一般的なPC環境においては最後まで必要だったケーブルが不要になる見込みだ。

アマゾン、一般向けイベントを米国時間6月18日に開催へ--スマートフォンを発表か

 Amazonが顧客を驚かせる新しいデバイスを披露しようとしており、すべての人がその場に招待されている。Amazonは、本社があるシアトルで米国時間6月18日に開催するイベントの招待フォームを、一般向けに公開した。Amazonは4日、オンラインの招待フォームへのリンクをツイートした。招待フォームでは、顧客に対し、18日に「Amazon創始者のJeff Bezosと当社イベントで交流してください」と伝えている。参加するには申請の必要があり、参加したい理由を書くことが求められている。

MS、「モバイル第一、クラウド第一」のビジョンを強調--COMPUTEX基調講演

 MicrosoftのOEM担当バイスプレジデントを務めるNick Parker氏をはじめとする同社の幹部が、コンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI」の基調講演で、「次の10億台の『Windows』デバイス」に向けた同社のビジョンを明らかにした。Parker氏は、新たにMicrosoftの最高経営責任者(CEO)に就いたSatya Nadella氏と同じように、「モバイル第一、クラウド第一」という言葉を用いて同社の未来に向けたビジョンを説明した。その未来とは、Windowsが「ユビキタスコンピューティング」を推進する、主要な原動力となる時代だ。これには、「われわれがただ携帯するのではなく、身につけて使うデバイス」(Parker氏)も含まれる。

AMD、モバイル版「Kaveri」を発表--インテル製品に匹敵する性能をアピール

 AMDはComputexで、同社のメインストリームプロセッサ「Kaveri」のモバイル版を発表した。Intelの「Core i5」や「Core i7」プロセッサに匹敵する製品になるという。これに加えてAMDは、ビジネスシステム向けの新ブランド「Pro」シリーズを発表した。

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