モトローラ、テキサス州の「Moto X」製造拠点工場を閉鎖へ

Richard Nieva (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 吉武稔夫 (ガリレオ)2014年06月02日 12時44分

 携帯端末メーカーのMotorola Mobilityは米国時間5月30日、テキサス州フォートワースにある工場を閉鎖することを米CNETに対して明らかにした。同社はこの工場でスマートフォンを製造している。

 この閉鎖によって、米国内でデバイスを製造するという同社の試みは終了することになった。業界の大半はアジアの製造センターでスマートフォンを製造している。テキサス州の工場は2014年末までに閉鎖される予定だ。The Wall Street Journal(WSJ)も5月30日正午にこの件を報じている

 この工場では、「Moto X」シリーズのスマートフォンが製造されており、約700人の従業員がいる。

 Motorola Mobilityの社長を務めるRick Osterloh氏はWSJに対して、「北米の市場は、ことのほか厳しいことが分かった」と語った。ただし、同社はWSJの報道以上のコメントを明らかにしていない。

 Motorola Mobilityは今のところまだGoogleの子会社だが、GoogleはMotorola Mobilityを中国のPCメーカーLenovoに29億ドルで売却することを1月に明らかにしている。2012年に125億ドルでMotorola Mobilityを買収したGoogleは、売却後もMotorola Mobilityから入手した貴重な特許を引き続き保有する予定だ。

 Lenovoへの売却手続きは2014年内に完了する見込みだ。ただし、Motorola Mobilityの広報担当者は米CNETに対し、工場閉鎖の決定は、予定されている同社の売却とは関連がないことを強調した。

 この工場は2013年5月に操業を開始したが、米国内での製造に伴う一部の困難な問題を克服できなかった。人件費と輸送費は米国外の工場よりも高い上、Moto Xの販売が不振だったことも、工場閉鎖の一因となった。

 WSJによれば、Motorola Mobilityは2014年第1四半期に世界中で90万台のMoto Xを販売したが、Appleは同じ時期に2600万台の「iPhone 5s」を販売したという。

 Motorola MobilityはMoto Xの製造について、ブラジルや中国にある他の工場で継続する予定だと述べている。

提供:Motorola
提供:Motorola

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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