NTTコミュニケーションズは5月30日、見込み顧客や取引先(リード)の情報とその接触(コンタクト)情報を、クラウド上で管理できるアプリケーションサービス「Biz eコンタクトアシスト」の提供を開始した。中堅中小企業向けの営業支援ソリューションとして展開していくという。
リード情報の登録では、名刺をスマートフォンのカメラで撮影してOCR(自動文字認識)によりデータ化する機能を提供。また、簡易日報機能により、見込み顧客などへのコンタクト状況や議事報告を登録できるほか、上司や関係者にメールで通知したり、関係者がコメントを残したりできるという。共有範囲の設定も可能とのこと。
また、社員のBYODに対応しており、スマートフォンやタブレットからクラウド上の情報を参照できるため、顧客の名刺や手帳を持ち歩く必要がなく紛失時の漏えいリスクを回避できるとしている。「Bizメール」や「050 plus for Biz」と併用すれば、社員個人のスマートフォンから利用する場合でも、社用メールアドレスや社用電話番号を使って顧客に連絡できるという。
初期費用は無料で、ウェブサイトから申し込むことで利用できる。月額費用は利用者数50ID、登録件数1万件までの基本料金が2万8000円で、以降は利用者1IDごとに100円、または登録件数2000件ごとに5000円の従量加算料金が掛かる。またオプションとして、オペレータが名刺情報をデータ化するサービスを1枚あたり40円で提供する。
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