簡単と言われるChromecastのセットアップだが、手順は大きく以下のとおり。
なお、Chromecastは、家に無線LANがすでに設定され、インターネットに接続されていることが前提だ。また、親機のSSIDや暗号化キーを知っている必要がある。無線LANの設定があまり取り上げられていないが、この手順がセットアップの中で最も面倒なところかもしれない。
無線LANの設定の際には、Andoridスマートフォン/タブレット、iPhone/iPad、無線LANが搭載されたPCのいずれかが必須となる。
設定方法はウェブサイトにアクセスすると、端末に応じて必要なアプリが案内され、インストールして指示に従って設定する。無線LANの暗号化キーの桁数が多く複雑な場合はPCから設定するほうが入力しやすく、親機の設定画面からキーをコピー&ペーストで入力できる場合もあるだろう。
設定はChromecastのネットワーク接続設定を行うだけなので、これで完了だ。どれか1つの端末やアカウントに紐付いているということもなく、一度設定が済んでしまえば、同じLANに接続されたスマートフォン、タブレット、そして有線LANで接続されたPCからも操作可能となる。
設定が終わった状態で、対応アプリを開くと右上にキャストアイコンが登場する。YouTubeアプリの場合は再生画面をタッチして操作パネルを出すと右上にアイコンが出るはずだ。これをタッチするだけでChromecastで再生が始まる。
下記に手順を画像で説明する。
(1)ウェブサイトにアクセスすると、それぞれの端末に合わせた設定サイトにジャンプする
(2)Androidの場合はGoogle Playのアプリダウンロードに誘導される
(3)アプリを起動すると、同じLAN上にあるChromecastを見つける
(4)Chromecastを認識
(5)設定を開始する場合は「設定」をタッチ
(6)設定するChromecastがつながったテレビ画面上にコードが表示されるので、Androidの画面のコードと同一であることを確認する
(7)国や地域を設定する
(8)Chromecastの名前を設定する。どのテレビにつながっているか、わかりやすいほうがいよい
(9)無線LANの接続設定を行う。接続するSSIDを選び、暗号キーを入力する
(10)接続が終了するとChromecastがインターネットに接続され、Chromecast自身がソフトウェアの更新を確認。必要に応じて自動で更新が行われる
(11)一連の設定はPCからも設定可能。ノートPCなど無線LANアダプタの付いた機器から行える。ウェブサイトにアクセスすると、設定ソフトのダウンロードページを案内される
(12)設定が完了し、YouTubeアプリで動画を再生し、再生画面をタッチすると右上にキャストアイコンが出てくる
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