一般社団法人 次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)は5月20日、4Kテレビ試験放送「Channel 4K(ちゃんねるよんけい)」を開始すると発表した。日本初の4K放送になる。
Channel 4Kは、6月2日の13時に放送を開始。東経124/128度CSデジタル放送を利用して配信され、チャンネル番号は502になる。解像度は3840×2160/60pで、映像圧縮方式には、MPEG 2の約4倍の圧縮効率となるHEVCを使用する。当初は13~19時の1日6時間程度の放送を予定しており、NexTV-Fに加盟している放送局が制作した4K番組などが放送される。
視聴するには、Channel 4K対応受信機の出力に対応したHDMI入力のある4K放送対応テレビ、ハイスピードHDMIケーブル、Channel4K対応受信機とスカパー!ICカード、124/128度CSデジタル放送対応アンテナが必要となる。
試験放送の視聴は無料だが、著作権保護のためのスクランブルを解除する目的で、視聴の際はNexTV-Fのコールセンターに申し込む必要がある。NexTV-Fでは、今後ケーブルテレビ、IPTV事業者から4Kテレビ放送の同時再放送を希望する申請があれば、同時再放送に同意する予定としている。
なお、NexTV-Fによる4K試験放送の終了時期は未定。放送事業者が事業を目的に4K放送を開始する時期や内容についても未定としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」