LINEは5月16日、無料通話・メッセージアプリ「LINE(ライン)」上で展開するビジネスアカウント「LINE@」において、無料版を含む新料金プランの提供を開始した。LINEやウェブに店舗情報を掲載できる「LINE お店トーク」などの新機能も利用できるようになった。
LINE@は、飲食やアパレル、宿泊施設などの実店舗を対象に、LINEのプラットフォームを利用して店舗の販売促進をサポートするO2Oサービス。2012年12月に開始されて以来のアカウント開設数は3万件以上にのぼるという。
今回、月額無料でアカウントが利用できるスタンダードプランを含む新料金プランが適用され、新規アカウントの開設を申し込めるようになった。またアカウントオーナー向けの新機能として、LINEやウェブに店舗情報(メニュー、クーポン、写真・動画など)を掲載できる「LINE お店ページ」や、LINEのトーク機能を通じてユーザーから問い合わせを受け付けられる「LINE お店トーク」などが実装された。
一方でLINEユーザーは、「お店ページ」を閲覧して店舗情報を確認したり、LINE お店トークを利用して店舗への問い合わせや予約ができるようになった。
同社では今後、店舗向けCMS(コンテンツマネジメントシステム)や、位置情報を利用してLINE上から店舗情報を表示する機能などを提供する予定だ。
なお、4月24日に公式サイトで開始された事前登録では、5月15日までに既存アカウントの約4分の1にあたる7000件を超えるアカウント開設希望の申し込みがあったという。これらの店舗は運営の審査を経て、順次新規アカウントを開設できるようになる。
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