Microsoftが消費者に対し、「Windows 8.1 Update」のインストール期限を30日間延長することを発表した。
Windows 8.1ユーザーは、5月の月例セキュリティ更新プログラムの公開日でもある米国時間5月13日までに同アップデートをインストールする必要があった。Microsoftは米国時間5月12日、ユーザーに対してさらなる猶予期間を設け、Windows 8.1 Updateのインストール期限を6月10日に延長したことを発表した。ユーザーはアップデートすることで、同社からパッチや修正を今後も継続して受け取ることができる。
法人ユーザーは、Windows 8.1 Updateおよび「Windows Server 2012 R2 Update」を8月12日までに適用すればよい。Microsoftでは既に、「Windows Server Update Services(WSUS)」「Windows Intune」「System Center Configuration Manager(SCCM)」を利用してユーザーのマシンを更新する場合のアップデートの適用期限を延長していた。Microsoft幹部は4月中旬、同社がアップデートを適用するための十分な準備期間をユーザーに与えていないとする一部から批判の声を受け、新たな期限を明らかにしていた。
Windows 8.1のユーザーが自動更新を有効にしている場合、「Windows Update」を介してWindows 8.1 Updateが自動的に適用されるので、何もする必要はない。
Windows 8.1ではなく、「Windows 8」を使用しているユーザーについては、6月までのWindows 8.1 Updateの期限は適用されない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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