クラウドストレージのBoxは米国時間5月8日、ノート作成アプリ「Box Notes」を順次提供することを開始し、6月上旬までに全ユーザーで利用可能になることを発表した。同アプリは過去数カ月間において、ベータプログラムとして提供されていた。
Box Notesにより、追加のソフトウェアを必要とせずに「Box」ウェブアプリ内でアイデアや情報をすばやく記録できるようになる。さらに、複数の作業者との共同作業がリアルタイムで可能となる。
Boxによると、Box Notesは今後数週間で各ユーザーアカウントに追加されるという。Box Notesが追加されると、「Box Notes」ボタンもしくは「New」の「New Box Note」から新しいノートの作成が可能となる。
ノート作成時には、文字のフォーマットを変えるためのオプションや選択された文字にハイパーリンクや注釈を付けるためのツールバーを使用できる。また、そのノートで作業している他のユーザーの写真が左マージン上に表示されるので、誰が同時に作業しているかが分かる。
作成されたノートは共有が可能で、ノートが置かれているフォルダを編集可能なユーザーならば、そのノートへのアクセスと編集が可能となる。また、ノートは、共有用リンクを送付することでより多くの人へと配信できるが、そのフォルダにおいてコラボレーターでない人は閲覧専用のアクセスが可能となる。
Boxは、Box Notesを次のようなニーズがある場合に試してみることを推奨している。
Boxでは、Box Notesを同社モバイルアプリに後日追加する予定があることも明らかにしている。
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