The Wall Street Journal(WSJ)によると、サムスンは「Tizen」OSをベースにした新型スマートフォンをロシアとインドでリリースする準備を進めているという。
情報筋の話としてWSJが伝えているところでは、サムスンは数週間以内にモスクワでのイベントで、自社も開発に関わっているモバイルOSのTizenを搭載したスマートフォンを発表する計画らしい。発表の場となるのは、同社が主力スマートフォンの発表時に開催するのと同様の形式である「Unpacked」イベントだという。
米CNETはこの件についてサムスンに問い合わせているが、本稿執筆時点において詳しい情報は得られていない。
サムスンはこれまで、同社初のTizen搭載スマートフォンを第2四半期末頃にリリースする予定だと述べていた。
Tizenは、Googleの「Android」やAppleの「iOS」がスマートフォン業界で築いている支配に代わる選択肢になる可能性があると見られている。同OSの開発は、サムスンとIntelが主導している。
オープンソースでありながら、Googleからライセンス供与を受けたAndroidの要素を含むTizenは、オープンなOSを採用して利用者にもっと直接的に役立つようカスタマイズする機会をモバイル通信事業者に提供する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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