キヤノンは5月8日、「パワープロジェクター」シリーズの新製品として、教育機関や講堂、展示会場などの中規模な屋内空間向けに、短焦点でハイレンズシフト機構を搭載した、LCOS(反射型液晶)プロジェクタ「WUX400ST」と「WX450ST」を発表した。5月下旬に発売する。想定価格はともに70万円前後。
WUX400STは、ハイレンズシフト機構を搭載し、画面領域の約75%分まで上方にシフトすることが可能。さらに、投写距離と画面横幅の長さが約0.56対1の投写比率を実現し、短焦点で約1.2mの短い距離から、約100型の投写が可能だ。
WX450STは、画面領域の約77%分まで上方にシフトすることが可能で、投写比率は約0.57対1となっている。
WUX400STは4000ルーメンの明るさで、WUXGA(1920×1200ピクセル)の規格に対応、WX40STは4500ルーメンの明るさで、WXGA+(1440×900ピクセル)の規格に対応している。両機種とも最大約300型までの大画面投写ができる。
さらに、キヤノン独自開発のLCOSパネルを搭載し、透過型液晶パネルの画面上に映る網目のような格子感を抑え、滑らかな映像を投写できるとしている。
WUX400STとWX450STのサイズは、高さ134mm×幅337mm×奥行き415mmで、重量は6.3kg。
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