ブックオフとの提携が先日発表された「ヤフオク!」も成長が加速しているという。
ヤフーがインターネットキャリア事業開始を発表したときの反響について、孫社長は「ヤフーは結局ソフトバンクの財布、ソフトバンクが色々なところにお金が必要だから、調達源としてイーモバとウィルコムを押しつけたのね……とメディアの記事やアナリストに言われた」と苦笑いしながら話した。「宮坂社長はY!Mobileを本気でヤフーの成長軸にしようとしている」(孫社長)。
「今朝、(グループ会社の)アリババはIPO(新規株式公開)を申請した。アリババは前期比で4倍の成長(3516億円)。ebayやアマゾンも純利益で抜いた」(孫社長)。
「インターネット事業では、ヤフー、アリババときて、3つめがゲーム。ガンホーの『パズドラ』はダウンロード数2700万超で、海外でも600万ダウンロードを突破している」(孫社長)。
ガンホーの営業利益は過去最高の288億円。
ソフトバンク傘下のフィンランドのゲーム会社Supercellも好調だ。Google Playの売上 世界ランキング(ゲーム別)では、1位「パズドラ」、2位「Clash of Clans(クラッシュオブクラン)」のワンツーフィニッシュを達成した。
コマース&サービス事業では、移動通信分野に特化したスマホ卸企業の米ブライトスターを買収。売上高1兆円規模になっているという。
2013年7月に買収したスプリントはどうなっているのか。「ずっと赤字だったが、2014年Q1は4.2億ドルの営業黒字になった。年間での黒字が達成できる見込み。スプリントをソフトバンク流で改善したい」(孫社長)。
2014年度 連結業績予想(従来)。「これにブライトスターが加わり、売上高8兆円に上方修正する」と孫社長。
2014年度 連結業績予想(上方修正後)。
「私はいま夢いっぱいで、毎朝起きるのが楽しい。新たな手をいくつも考えている」(孫社長)。
質疑応答では、提供を延期している新定額サービスについて「出す以上はドコモに見劣りするつもりはない」と、NTTドコモへの対抗策を練っていることを明らかにした。
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