さくらインターネットとKLab Venturesは4月22日、KLab Venturesの投資先企業などを対象に、サーバサービスの提供やコンサルティングを無償で行うプログラム「さくらでスタートアップ!for KLab Ventures」を開始すると発表した。
さくらインターネットが提供する各種サーバサービスを最大1年間無償で提供するほか、両社による各種セミナーに招待する。なお、両社共催の第1弾セミナー「KLab Ventures×さくら スタートアップのサーバーインフラを考えよう!」は5月13日に予定されている。
KLab Venturesの投資先企業で、スマートフォンアプリ「瞬間日記」を提供するウタゴエでは、すでにこのプログラムに参加している。サーバサービスの無償提供を活かし、ユーザー数400万人以上を抱える瞬間日記の負荷分散テスト、アプリのクラウド対応などに取り組んでいるという。
さくらインターネットとKLab Venturesは、国内で起業家への支援体制が整い、以前よりも起業しやすい状況になりつつある一方、リリースしたサービスの成長により、ITインフラのコストが起業家の大きな負担になると指摘する。このプログラムにより、国内のみならず世界へ羽ばたくスタートアップを応援するとしている。
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