ドコモ、海外のWi-Fiスポット利用でパス入力が不要に

 NTTドコモは4月22日、海外のWi-Fiスポットでデータ通信が利用できる「WORLD WING Wi-Fi」に、SIMカードの情報を活用したユーザー認証方式(SIM認証)を、4月28日から適用することを発表した。同社によれば、海外ローミングでのSIM認証は、国内携帯電話キャリアでは初となるそうだ。

  • 「WORLD WING Wi-Fi」

 WORLD WING Wi-Fiは、「海外パケ・ホーダイ」のユーザーが世界55の国・地域で、Wi-Fiによるデータ通信を利用できるサービス。料金は日額最大2980円の海外パケ・ホーダイに含まれる。今回SIM認証に対応したことで、従来のようにアプリを設定したり、ID/パスワードなどを入力する必要がなくなるという。

 サービス開始時のSIM認証対応機種は「iPhone 5c」と「iPhone 5s」の2機種で、今後は一部のAndroid端末にも対応する予定。また当初は、韓国、香港、台湾で利用でき、順次エリアを拡大するとしている。

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