KDDI、沖縄セルラーは、夏を目途にLTEの次世代高速通信規格「LTE-Advanced」の技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を導入すると発表した。同社によれば、日本国内の通信事業者としては初となるという。
LTE-Advanced技術の1つであるCAは、複数の周波数帯で同時にLTEのデータ通信を可能とするもの。周波数ごとに受信したデータを足し合わせることで、最大で150Mbpsの高速通信を実現するという。また、周波数の帯域を効率的に利用することで、より安定した通信環境を提供するとしている。
受信最大速度150Mbps対応の基地局は、CA導入時点で約2500局(2.1GHz帯含む)。2015年3月末には全国約2万局に拡大するとしている。
なお、同日は記者説明会も開催された。会見の模様は追ってお伝えする。
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