メタップスは4月14日、オンライン決済サービス「SPIKE」のオープンベータ版を日本国内で提供開始したと発表した。無料と有料の2プラン。プログラミングの知識が要らず、リンクを設置するだけでクレジットカード決済機能をウェブサイトに追加できるという。
SPIKEの想定ターゲットは、個人事業主やスタートアップ、中小企業など。個人事業主や小規模事業者向けの「フリープラン」は、初期費用、月額費用、決済手数料などが無料で、月間100万円まで決済できる。同社では今後、無料で利用できる月間の決済上限額を引き上げていき、最終的には完全無料での提供を目指すとしている。
一方、中規模事業者向けの「ビジネスプレミアム」は、月額3000円で、月間1000万円までを手数料無料で決済できる。月間1000万円を超える部分は、2.5%の決済手数料と30円のトランザクションフィーで利用できる。今後、開発者向けAPIも提供される予定だ。
メタップスでは、今年度中にSPIKEをUSドルと日本円以外の各国通貨に随時対応させる考え。2016年の目標決済額は年間2兆円。無料と有料の2プランを提供することで、オンライン決済の市場を「フリーミアム」に変えていきたいという。
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