サムスンの新型スマートウォッチ「Gear 2」は極めて修理しやすいことが、iFixitによる新たな分解作業で明らかになった。
家電製品の分解や、ユーザーが自分でガジェットを修理する際に役立つ製品の販売を手がけるiFixitは、米国時間4月9日、Gear 2の「Repairability Score」(修理容易性スコア)を10段階評価で8(10が最も修理しやすいことを表す)とし、ディスプレイ以外はほぼすべて取り外しやすかったと述べた。
iFixitによると、Gear 2内部のディスプレイ部品は一体化されたうえにデバイスの前面に貼り付けられており、これが修理のしやすさで減点要素になったという。ただしデバイスのリストバンドは取り外しが簡単で、同様にバッテリもツールを一切使わずに取り外せたとしている。
サムスンは2月に開催されたMobile World CongressでGear 2を発表した。このデバイスはサムスンの携帯端末と連動し、時間表示に加えて通話の発信と着信、通知の表示、写真撮影の機能を備えている。
Gear 2が分解しやすく、バッテリも取り外しやすいことは予想されていた。このデバイスは人々がすでに使っている腕時計に対抗する狙いも込めた製品であり、こうした既存の腕時計は極めて簡単に分解してバッテリを取り外すことができる。
iFixitは、修理容易性に加えて内部の部品も調査した。それによると、Gear 2には1GHzのデュアルコアCPUに加え、動きを追跡するサムスン独自のジャイロスコープが搭載されている。また、STMicroelectronicsやMotorolaなど他社の部品も組み込まれていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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