サンフランシスコ発--クラウドストレージを提供するDropboxは米国時間4月9日、「Project Harmony」というツールを発表した。Project Harmonyは、Dropboxを利用する編集およびコラボレーションツールを任意のソフトウェアアプリで使用できるようにするもので、まずはMicrosoftの「Office」に対応する。
Harmonyを使用すると、Dropboxのトレードマークである緑色のチェックマークが「PowerPoint」や「Word」といったアプリ内に表示される。これによって、そのバージョンが、通常のDropboxファイルと同じようにクラウドと正しく同期されているかどうかがわかる。このチェックマークはさらに、他のユーザーが同じファイルを開いたかどうかも示す。また、クリックすると最新バージョンにアップデートしたり、共同作業者とやり取りしたりできる。
DropboxはProject Harmonyのリリース情報を公表しなかったが、「Dropbox for Business」も一般向けに提供開始したことを明らかにした。これによってユーザーは、個人用ファイルと仕事用ファイルに対してそれぞれ1つのアカウントを持つことができる。Dropbox for Businessの価格は、1ユーザーあたり月額15ドル(最小5ユーザー)のままで、ファイルストレージ容量の上限はない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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