では、本作で筆者が独断と偏見による指名したいホストガールといえば、ズバリ美月(みつき)だ。関東地方の片田舎で実家の農業を手伝いながら、都会に憧れ何時間もかけてドリームクラブに通っているという。
男性と手を握ったら結婚しないといけないと思うぐらいに男性に慣れてないせいか、初対面では極度に緊張している様子がうかがえる。さらに都会の風習を知らず、田舎の娘という自覚が強すぎるせいか、何か褒めるととてつもなく謙遜し、思い切ったことをするとすぐに恥ずかしがる。根はものずごく真面目だが、自信が持てないタイプの女の子だ。
そんな美月の持ち歌は「私の心の中の太陽」。広い空がイメージできるようなギター音と澄んだ歌声が特長的で、前を向いて歩いて行くような気持ちにさせてくれる曲となっている。ステージでは接客の時とは裏腹の、堂々としたステージを披露してくれる。もちろんほろ酔い状態のカワオケも見どころ。この曲のカワオケでは、表示される歌詞ではなく声をちゃんと聴いておこう。いかにも農作業に従事する美月の心情を表した歌となっている。
危なっかしいと思うぐらいに都会のことに興味津々で、見たことや体験を楽しそうに話す美月。やわらかい雰囲気を持ちながら明るく元気、さらに人一倍謙遜したり恥ずかしがったりと、とにかく真面目で素直。頑張っている姿を見ていて、ほおっておけない気持ちにさせてくれるホストガールだ。何かと照れたり恥ずかしがったりすることが多いので、そのときの表情や手のしぐさに注目すると、なおかわいらしさを感じられると思う。
最初は緊張したり謙遜する美月だが、打ち解けてくるとほろ酔い状態やデートから少しずつ本音も漏れ出してくる。普通に考えれば忙しい農業の仕事に従事しつつ、さらに何時間もかけてドリームクラブに通って仕事するという、掛け持ちでこなしていくのは相当に大変なこと。そこには単なる都会への憧れだけではない理由が……。真面目であるがゆえに揺れ動く美月の心情をくみ取って応えてあげられるかがポイントであり、物語の見どころとなっている。
なお、今後の展開として、ドリームクラブGogo.向けのホストガールの衣装やアクセサリーを中心としたダウンロードコンテンツを継続的に配信予定。また、本作のメインテーマ「ここにおいでよ!Gogo.」と、ホストガールの持ち歌を集めたボーカルアルバムCD「PURE SONGS 3@DREAM C CLUB Gogo.」が税別3000円で発売中となっている。
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