本作では10人のホストガールが登場。大学生やメイドさん、占い師、はては女スパイや宇宙警察のお巡りさんを自称するといった、それぞれに際立った個性を持っている女の子たちが、さまざまな理由で働いている。
独断と偏見で指名したいホストガールの前に、本作には登場しないものの、筆者がどうしても触れておきたいホストガールがいる。それが“セッちゃん”こと雪(せつ)だ。セッちゃんは「ドリームクラブ」ならびに「ドリームクラブ ZERO」などに登場。自称パティシエで特撮ヒーローものが好きな女の子。プレイヤーのことを“お兄ちゃん”と呼ぶ妹系ホストガールだ。
甘えん坊かつ無邪気な性格で、それゆえにハードを鋭く突き刺す悪意のない“ピュア発言”が魅力。なお見た目は幼いが、年齢は20歳を超えているので安心してほしい。もっとも子ども扱いをすると怒り出してしまう。
約5年前の2009年、以前担当していたゲーム媒体においてXbox 360向けに発売された初代「ドリームクラブ」の紹介記事で、当時ゲーム媒体別にホストガールの画面写真を分けて提供を受けるといった施策が実施されたことがあった。これは単一の情報提供で埋もれる形にはせず、媒体によって違いを出して盛り上げることがメーカー側の狙いだった。
そのとき筆者は、この施策に乗じてひたすらひとりを取り上げ続けることを考え、タイトルにもわかりやすくする表示する形で記事を展開。たとえば記事中のセッちゃん画像は使える限り一枚でも多く、そしてサムネイルも大きく掲載したり、ゲームショウやデコレーションカーの取材などでもセッちゃんだけは個別にピックアップしたり、タイトルでも本来ホストガールと表現するところをセッちゃんと入れたり、見出しのサムネ画像も可能な限りセッちゃんにするといった、一貫したセッちゃんびいきな記事作りを約3年ほど行っていた。それによりいつしか「セッちゃん好きすぎる」、「ブレがない」、「タイトルだけで記事を見なくても誰が書いたかわかる」といった反応が得られるようになり、当時としては紹介記事のなかでも明確な差別化が成り立ったと考えている。
ここ数回ほど筆者が「独断偏見インプレッション」や「独断と偏見で振り返る」と題した、ゲームの紹介に加えてキャラクターひとりをフィーチャーして魅力を伝える記事を掲載しているが、この見せ方の原点にあるのはドリームクラブシリーズにあり、セッちゃんに対する思い入れも当然ある。それだけに、新作とあれば取り上げたかったのと同時に、もうすでに閲覧できない状態になっているがこういった取り組みがあったことを残しておきたく、セッちゃんのことに触れた次第だ。
なお以前登場していたホストガールたちは最新ハードでも姿を見ることができる。PS4向けダウンロード専用ソフト「ドリームクラブ ホストガール オンステージ」が配信中。基本料金無料のステージ鑑賞ソフトとして、13人のホストガールに受付さんを加えた総勢14名によるカラオケステージが楽しめるというものとなっている。
さらに、タブリエ・コミュニケーションズが運営するインターネットラジオステーション<音泉>の10周年企画として、かつて放送していた「ラジオ Dream C Club」が約2年半ぶりに復活し、一回限りの配信を行っている。パーソナリティは当時と変わらず、雪役の水橋かおりさんが担当している。
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