Googleは、「Glass at Work」プログラムによって「Google Glass」をビジネス分野に拡大することを試みており、企業向け開発者をその目標に向かって引きつけようとしている。
Googleは、北米ナショナルホッケーリーグ(NHL)のWashington Capitalsおよび石油開発関連サービスを提供するSchlumbergerがGlassを試験利用していることを「Google+」への投稿で明らかにした。Capitalsは、リアルタイムスタッツや異なるカメラアングルを提供することでファンの体験を向上させるため、Glassを使用している。Schlumbergerは、油田における作業者の安全性や作業効率を向上させるため、Glassを使用している。
両社はそれぞれ、APX LabsおよびWearable Intelligenceというインテグレーターと提携してGlass体験を提供している。
Glassを企業向けに試験利用する試みはヘルスケア部門などでも見られている。Beth Israel Deaconess Medical Centerの最高情報責任者(CIO)であるJohn Halamka氏は3月、自身の組織によるGlassのテストについて詳細を明らかにしたことで話題となっていた。
現在のところ、企業における大規模なGlass導入は、一般的ではない。だがGoogleは、開発者側で試験的に利用する準備ができるのを期待している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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