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DJI製クアッドコプター「Phantom 2 Vision+」--3軸ジンバル搭載新型機の第一印象

Joshua Goldman (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2014年04月10日 07時30分
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 DJIの「Phantom 2 Vision」は、航空写真と動画撮影用の飛行可能完成品フルセット(Ready-to-Fly:RTF)クアッドコプターの事実上の標準である。だが、それは新型の「Phantom 2 Vision+」が登場するまでの話だ。

 Phantom 2 Vision+自体は前機種から変わっていないようだ。色分けされていて取り付けと交換が簡単なセルフロック型プロペラや、最長25分の飛行時間を実現するスロットローディング式バッテリパック(煩雑なコネクタはない)といった前機種の便利な機能はすべて備えている。バッテリを充電せず、説明書を読まないのなら、箱から取り出して10分ほどで飛ばすこともできる。

 Vision+のカメラは前機種から変わっているように見えるが、実際には同じもののようだ。少なくともスペックは変わっていないように思える。F2.8レンズと14メガピクセルの1/2.3型CMOSセンサを搭載しており、AdobeのDigital Negative(DNG)形式のRAW画像やJPEG画像、さらに最大1080p/30fpsの動画撮影が可能。ISO感度や露出補正、ホワイトバランスを調節できるほか、画角も140度、120度、90度から選択できる。

 最大の変更点はカメラを支える部分だ。前機種では、傾斜軸だけで支えられた振動防止台の上にカメラが設置されており、飛行中の傾斜範囲(モバイル向け「Vision」アプリで遠隔操作が可能)は60度だった。しかしVision+は、Phantom 2に「GoPro」カメラ搭載したときに利用可能なものと同様の3軸ジンバルを備えている。

 ジンバルは横揺れ、縦揺れ、偏揺れの影響を受けないようにカメラを能動的に安定させ、突然動いたときでも動画を滑らかに表示する。さらに、カメラを90度傾けて真下を撮影することも可能になった。

 内蔵のGPS自動操縦システムによって、特定の高度で停止してその位置を維持することができるため、望み通りの写真や動画を撮影することができる。GPSは「Return-to-Home」(RTH)安全機能も備えており、操縦者が電波の圏外に出たときや単にパニックに陥ったときに、Phantomに信号が送信され、出発地点まで戻って着陸するようになっている。

 もっと無人飛行機としての側面を知りたい人のために紹介しておくと、Phantom 2 Vision+はDJIの「Ground Station」機能と完全な互換性がある。これは、GPSでルートを設定して、Phantomを自動操縦させることができる機能だ。

 Vision+では新たにWi-Fi中継器の通信範囲も拡大された。送信機のバーに取り付けられた中継器は、Vision+のカメラから送られてきた一人称視点の画像を、DJI Visionアプリを搭載する「Android」デバイスや「iOS」デバイスに送信する(モバイルデバイスも締め金で送信機に固定できる)。Visionの通信範囲は最大300mだったが、Vision+では700mまで拡大した。

 アプリでは、一人称視点から操縦してカメラを制御できるだけでなく、高度や方向、飛行距離、速度など、遠隔測定や飛行に関する重要な情報も提供される。

 最後になるが、DJIは大小の空港に近すぎる場所での飛行を防ぐ安全機能も追加した。

 既にDJI Phantom 2 Vision+の購入を決断した人は1299ドルで先行予約することができる。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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