Uberは米国時間4月8日、マンハッタンで新しい配達サービスの提供を開始する予定で、乗客だけでなく、ほかのさまざまなものも目的地に届けるという野心に向かって大きな一歩を踏み出そうとしている。
Uberは7日、「UberRUSH」と呼ばれるこのサービスの利用者は、小包の配達を依頼することが可能だと発表した。CNBCによると、配達にかかる時間は通常1時間以内だという。従来型のバイク配達サービスと同様、徒歩やバイクで配達を行うUberの従業員も距離に応じて、15〜30ドルの料金を請求する。同サービスは24時間年中無休で、将来的にほかの都市へのサービスエリア拡大も予定されている。アプリでは、配達を依頼できるほか、送り主と受取人の両者が荷物の配送状況を追跡することも可能だとCNBCは報じた。
既にアイスクリームやバレンタインデーのバラ、クリスマスツリーを特別に配達する販売促進キャンペーンを試験的に行っていたUberが配達にかける野心を示唆したのは、2013年12月のことだった。
Uberの最高経営責任者(CEO)であるTravis Kalanick氏はパリで開催されたLeWebで、「当社は現在、5分で配車するビジネスを行っている。5分で配車するビジネスに身を置けば、5分で提供できるものは数多くある」と述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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