Twitter傘下のVineは米国時間4月3日、Vine上のあらゆるユーザーに動画とテキストメッセージを送信できる新しいメッセージング機能「Vine messages」を公開した。同機能を利用すれば、Vineを利用していない人も含めて、個人アドレス帳のあらゆる連絡先に動画を送信することも可能だ。
VineのプロダクトマネージャーであるJason Toff氏はブログ投稿の中で、「Vineの初期の頃から、Vine上でのプライベートメッセージング機能を求める声と需要が高まっていることはわれわれも認識していた。当社がこのソリューションの開発に取り組んでいる間、コミュニティーは巧みな方法を考え出して、友達に動画を送信していた」と述べた。
リピート再生される6秒間の動画を作成し共有することは誰でもできるが、これまでは、その動画を全世界に向けて送信することしかできなかったため、Vineはこの新機能を開発した。Vineのメッセージ機能を利用すれば、動画を撮影して、個人や複数の人間に送信することができる。ユーザーが知らない人からメッセージを受け取りたくない場合は、そのように設定することも可能だ。
メッセージ機能の追加により、Vineは現在トレンドとなっているメッセージング分野に進出したようだ。Instagramは2013年12月に「Direct」画像メッセージング機能を公開し、Snapchatはかねてよりユーザー間で動画を送受信できる機能を提供している。Facebookも先頃のWhatsApp買収によって、メッセージングへの取り組みを強化していく意向だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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