ごう音をあげるBlue Angelsの編隊飛行は、飛行高度が高く、密集していて、正確だ。同飛行隊の2014年シーズンが米国時間3月15日、南カリフォルニアのエルセントロ海軍航空基地で始まった。命知らずの飛行士たちはこの基地を冬の間の家と呼ぶ。正式にはUS Navy Flight Demonstration Squadron(米海軍曲技飛行隊)として知られるBlue Angelsにとって、それはうれしい再始動になるだろう。予算削減によって、同隊の曲技飛行は2013年に中止されていたからだ。
新たに始まったシーズンは、Blue Angelsが曲技飛行を始めて68年目にあたる年だ。米海軍は、2014年の同チームによる曲技飛行の観客数が1500万人近くになると予測している。
Blue Angelsは1980年代中ごろから「Boeing F/A-18 Hornet」を使用している。曲技飛行中は、機体の最高速度が時速700マイル(時速約1120km)、つまりマッハ1弱に達することもある。
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