9万7000トン級航空母艦「USS George Washington」は米国時間2月7日、予算削減プログラムの一環として同艦を予備役にする計画を米国防総省が撤回したことで、一時的に命拾いをした。 1992年7月4日に就役したGeorge Washingtonは、10隻ある現役の原子力航空母艦、いわゆる「Nimitz」級超大型航空母艦のうちの1隻だ。米海軍はNimitz級航空母艦を、それより古い「Kitty Hawk」級および「Enterprise」級航空母艦の退役を埋め合わせるために開発した。これまで出航したなかで最大の軍艦であるNimitz級航空母艦は、6000人以上の乗組員と、最大82機の航空機を搭載可能だ。 今回は命拾いをしたGeorge Washingtonだが、米海軍には「Ford」級航空母艦を5年おきに1隻のペースで新規建造する計画があるため、国防総省は不可避な計画を延期しただけなのかもしれない。Ford級航空母艦の建造費は1隻で130億ドルと推定されている。
提供: Getty Images
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