ウェブサイトや印刷物作成時に重宝するダミージェネレータ8選

 ウェブサイトや印刷物、プレゼン資料を作成するにあたり、ダミーのテキストや画像が必要になる場合がある。とりあえずの仮置きとして入れておき、全体のイメージを把握するために、これらダミー画像やテキストは重要な役割を果たす。

 今回は、こうした際に重宝するダミーテキストおよびダミー画像のジェネレータサービス6つに、データベースのテストなどに使えるダミー個人情報の生成サービス2つを加えた計8つのサービスを紹介する。海外を含めると山のように存在するこれらサービスだが、日本語がきちんと扱えるサービスはそれほど多くないだけに、ブックマークに入れておくなどして役立ててほしい。

ダミーテキスト系

  • 「すぐ使えるダミーテキスト」

◇デザインカンプに使える日本語のダミー文章を生成「すぐ使えるダミーテキスト」

 「すぐ使えるダミーテキスト」は、ウェブサイトのデザインカンプ(見本)作成時に必要な日本語のダミー文章を出力できるサービス。テキストは青空文庫がベースで、形態素解析で意味が通らない内容に置換されるので、うっかり本番で使ってしまうミスも防げる。

  • 「ダミーテキストジェネレータ」

◇基本フレーズを含むダミー文章が出力できる「ダミーテキストジェネレータ」

 「ダミーテキストジェネレータ」は、文字数を指定してクリックするだけで、さまざまなダミー文章が手軽に出力できるサービス。青空文庫ベースのテキストのほか、基本フレーズ、ラテン語ベースのテキストなども選択できる。

ダミー画像系

  • 「DummyImage.com」

◇シンプルなダミー画像を生成できる「DummyImage.com」

 「DummyImage.com」は、ウェブサイトの制作でダミー画像が必要な時、画像サイズなどの条件を入力するだけで必要な画像を出力できるサービス。レクタングルやスカイスクレーパーなどの広告バナーは名称を入れるだけで既定サイズのダミー画像を出力できる。

  • 「Placehold.jp」

◇代替テキストに日本語も使えるダミー画像ジェネレータ「Placehold.jp」

 「Placehold.jp」は、ウェブサイトの制作でダミー画像が必要な時、画像サイズなどの条件を入力するだけで必要な画像を出力できるサービス。主要サイズはプルダウンで選べるほか、代替テキストに日本語が使えるのが大きな強み。

  • 「lorempixel」

◇ジャンル別のフリー素材写真を使ってダミー画像を作れる「lorempixel」

 「lorempixel」は、フリー素材を用い、ウェブサイト制作などに必要なダミー画像を生成してくれるサービスだ。スポーツやファッション、人々や自然といったさまざまなジャンルを指定することで、条件に合致したダミー画像を生成できる。

  • 「placekitten」

◇子猫の写真を使って指定サイズのダミー画像を生成する「placekitten」

 「placekitten」は、指定されたサイズのダミー画像をオンラインで生成してくれるサービス。ダミー画像として使われる写真はすべて子猫(kitten)が用いられており、サイズの指定はもちろん、モノクロへの変換も指定できる。

ダミー個人情報系

  • 「なんちゃって個人情報」

◇会員制サイトのテストに使うダミー個人情報を出力「なんちゃって個人情報」

 「なんちゃって個人情報」は、会員制サイトのテストなどで実在しない個人情報データが大量に必要になった場合に、かんたんな操作で最大5000件までのダミー個人情報を作成してダウンロードできるサービス。人口比率に応じた都道府県名を出力するオプションも備える。

  • 「疑似個人情報データ生成サービス」

◇住所も出力できるダミー個人情報出力サービス「疑似個人情報データ生成サービス」

 「疑似個人情報データ生成サービス」は、郵便番号や住所を含む最大5000件のダミー個人情報を出力できるサービス。都道府県名以下の町名や番地、マンション名まで出力できるほか、姓名と住所のふりがな表示、男女比の指定も可能。

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