トルコでは政府がTwitterの使用を禁止したが、国民はこれをかいくぐってツイートを続けている。
トルコの裁判所は現地時間3月20日、Tayyip Erdogan首相の一連の動きに続いて、同国民7600万人を対象にTwitterへのアクセスを遮断した。Twitterに投稿されたニュース、動画、画像を通じて政治腐敗の暴露情報が流れ、政府が窮地に立たされたのを受けて、Erdogan首相はソーシャルネットワークを公然と批判し、Twitterを「撲滅する」と警告していた。
だが、多くのトルコ国民は、TwitterやGoogleの助けを借りながら禁止措置をくぐり抜けてツイートしている。
アクセスが遮断された後、Twitterはすぐにトルコのユーザーに対し、SMSを使えばツイートはまだ可能だと伝えた。Googleも、自社の無料DNSの使用を通じて救いの手を差し伸べている。PCやモバイルデバイスでGoogleのDNSのIPアドレスである8.8.8.8を使うように設定することで、禁止措置を回避できる。
トルコでは、「DNS 8.8.8.8」と書かれた落書きが至る所で見つかっており、このフレーズを国民に広めようとする動きが続いている。Twitterに投稿されたある画像では、「Keep Calm」(落ち着いて)というメッセージの後に8.8.8.8と8.8.4.4の数字が添えられている(8.8.4.4はGoogle のDNSの代替アドレスだ)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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