「iPhone」向けの新アプリ「Cloak--Incognito Mode for Real Life」は、現実世界で顔を合わせたくないと思っているデジタル世界の知人から距離を保つことができるというものだ。
「アンチソーシャルネットワーク」と自ら称するこのアプリの目的はただ1つ。その目的とは、InstagramとFoursquareの「友人」のうち、指定した人物が近くにきた場合にユーザーに警告することだ。
これは、逆コンタクトリストとでも言うべきものを作るというアイデアだ。つまりこれによって過度におしゃべり好きな知り合いのJoeがあなたの今いる場所に接近してきているということが分かるようになる。
CloakはユーザーのInstagramとFoursquareのアカウントに接続し、友人が投稿したデータから彼らの居場所を割り出すようになっている。このアプリは地図上にそれらユーザーの位置をプロットし、追跡したい人物を指定できるようにしてくれる。そして、指定した人物が1ブロック、あるいは0.5マイル(約800m)、1マイル(約1.6km)、2マイル(約3.2km)といった指定範囲内に入ってきた場合、プッシュ型の通知が送られてくるため、避けたいと考えている人物と顔を合わせずに済むようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス