The Korea Heraldの報道によると、サムスンは本体にセルラー接続機能を備えた「Gear」モデルの開発に取り組んでいるという。サムスンと韓国最大の携帯電話事業者であるSK telecomは現在、USIMカードを搭載し、ワイヤレスネットワークへの接続が可能なGearモデルの発売について交渉を行っているとThe Korea Heraldは報じた。実際に、サムスンはしばらく前から単体で利用可能なGearの開発に取り組んでいる、と同社の計画に詳しい複数の人物が米CNETに語った。
サムスンはコメントを控えた。
Gearにセルラー接続機能が搭載されたら、どうなるのだろうか。まず、ユーザーは最初にGearをスマートフォンに接続しなくても、電話を発信および着信できるようになる。しかし、もっと一般的な話をすると、スマートフォンがなくても、通知やフィットネス管理などの機能の利用が可能になる。
サムスン製のものも含めて、現在販売されているウェアラブルデバイスの大半は、ユーザーがBluetooth経由でスマートフォンと連動させなければ、ほとんどのタスクを実行することができない。一部のデバイスメーカーはウェアラブルデバイス自体により多くの機能を搭載しようとしている。例えば、サムスンの新しい「Gear 2」では、ユーザーがスマートフォンのBluetoothの通信圏外にいるときでも、楽曲を聴くことができる。スマートフォンの必要性を完全に排除したウェアラブルデバイスは、まだ登場していない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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