GoogleとViacomは、7年に及ぶ著作権侵害訴訟で和解した。この訴訟は、争点が概して時代遅れになり、ほぼ忘れ去られた争いとなっていた。
MTV、Comedy Central、Nickelodeonといったテレビネットワークの親会社であるViacomは、検索大手のGoogleがYouTubeを買収した直後にGoogleを提訴した。Viacomは、ユーザー投稿型の動画共有プラットフォームであるYouTubeが、許可されていない大量の動画クリップをホストしていると主張した。
GoogleとViacomの対立解消は、オンライン動画に対する旧来型コンテンツ企業の姿勢が、慎重な保護から本質的機会の追求へ、いかに変化したかを反映するものだ。和解はまた、YouTubeが長年にわたりどのように自社プラットフォームの管理を改善し、こうした旧来のコンテンツ制作者とより効果的に協力できるようにしてきたかを示してもいる。
GoogleとViacomは米国時間3月18日、簡潔な共同声明でこの訴訟を解決したと述べたが、和解の条件は一切明らかにしなかった。
両社は声明の中で、「この和解は、重要な諸機会におけるわれわれ2社間の協力的な対話の成長を反映しており、われわれは今後さらに緊密に協力することを楽しみにしている」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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