中国のEコマース大手Alibaba Groupは米国時間3月16日午前、米国で上場する計画であることを明らかにした。同社はウェブサイトに掲載した短い声明で、近いとうわさされてきた米国での新規株式公開(IPO)は「当社をさらに国際的な企業にするものであり、当社の透明性を高めるものでもある」としている。この声明では、同社が上場にあたり、どの証券取引所を選択する予定なのかは明らかにされていない。
中国のインターネットショッピング市場の80%近くを占めるAlibabaは、150億ドル以上を調達するとみられ、評価額は1300億ドルとみられる。この莫大な目標額は、インターネット企業として記録的だった2012年のFacebookによるIPOに肉薄する。Facebookはこの時、160億ドルを調達している。
声明によると、Alibabaは香港証券取引所の期待には応じないようだ。香港証券取引所は同社の上場をめぐり米国の証券取引所と競っていたが、Alibabaが提案した上場条件の一部に反対していた。
このIPOはまた、Alibabaの株式24%をまだ保有している米Yahooにとっても利益になるとみられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力