Amazonが、人気の高いAppleの「iTunes Radio」のようなサービスを独自に構築しようとしているという。The Wall Street Journal(WSJ)が報じたもので、それによると、Amazonは独自の音楽ストリーミングサービスの構築に向けて、メジャーレーベルと既に交渉を行っているという。
このサービスは、米国の「Amazon Prime」会員向けに提供される予定だという。Amazon Prime会員は年額79ドルを支払うことで、無料の2日後配送のほかAmazonの動画ストリーミングサービスが利用できる。新たな音楽サービスは、ユーザーの好みに基づいて楽曲を再生するiTunes Radioに似たものになると言われており、楽曲に無制限にアクセスできる「Spotify」のようなサブスクリプションサービスとは異なるという。
WSJによると、Amazonは、ユーザーが楽曲やアルバムを聴ける回数を制限するだろうと伝えている。ユーザーが楽曲やアルバムを数回聞いた後にそれらを気に入った場合、Amazonはユーザーにそれらの購入を勧めることになるという。
WSJによると、Amazonはこれまでに、楽曲へのアクセスを目的としてUniversal Music Group、Sony Music Entertainment、Warner Music Groupと交渉を行ったという。Amazonはレーベル3社に対し、総額で3000万ドルを提示したとされているが、各社がその金額に合意したかどうかは不明だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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