人気アーティストNeil Young氏が数年前から手がけていた「PonoPlayer」のリリース日をめぐり、この数カ月にわたってうわさや憶測が広がっていたが、米国時間3月11日、Kickstarterサイトに開設された「PonoMusic」ページでついに発表された。
Ponoサービスは、ハイレゾ音源を扱うオンラインストアのPonoMusicとハードウェアの「PonoPlayer」という2つの独立したコンポーネントで構成されている。
Neil Young氏は、2012年に米人気トーク番組「Late Show with David Letterman」に出演した際、PonoPlayerについて公表している。Young氏が新たなオーディオフォーマットを開発しているといううわさがあったが、KickstarterサイトのPonoのページには、これが独自のフォーマットを使ったサービスではなく、少なくともFLAC再生をサポートすることが明記されている。
先週末には、Young氏が発表するとされるプレスリリース文が報道機関にリークしており、Kickstarterでページが公開されるのは早くても3月12日以降と見られていた。リリース文では価格が399ドルに設定されているが、早期に200ドル以上を支払ったKickstarter参加者には、第一世代のプレーヤーが2014年10月に提供されることが約束されている。現在、この200ドルという価格は既に終了し、300ドル以上を支払った参加者がPonoPlayerを受け取れるようになっている。
Neil Young氏は、テキサス州オースティンで開催中のイベントSouth by Southwest(SXSW)で11日夜に行われる基調講演で、PonoMusicとPonoPlayerを正式に発表する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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