このデバイスは1.2GHzのクアッドコアプロセッサを搭載しており、ソーシャルネットワーキングをするには十分な処理能力を持つが、負荷の高いゲームをどの程度こなせるかはまだ分からない。ハイエンドの姉妹機種であるZ2とは違い、この機種はやや古い「Android 4.3」(開発コード名:「Jelly Bean」)を使用している。これについても、筆者は値段さえ十分に安ければ構わないし、ソニーは近い将来「KitKat」へのアップデートを提供すると約束している。
背面には、8メガピクセルのカメラがある。これは、ハイエンドのZ2が20.7メガピクセルだということを考えるとかなり劣るが、低予算モデルに、ハイエンドモデルと同じ機能を期待すべきではない。8メガピクセルというのはそれなりの性能であり、またソニーは、パノラマモードやバースト撮影モードを含め、さまざまなツールを付加している。
ソニーのXperia M2は、ディスプレイの解像度も低く、カメラも8メガピクセルであるため、最高レベルのスマートフォンを手に入れたいと思っている人は魅力を感じないだろう。そういう人は、Xperia Z2を検討すべきだ。ただしそのスペックは、ほとんどの作業には十分以上であるように思える。もし十分に値段が安ければ、ハイエンド機種に高いお金を払いたくないというユーザーにとっては、よい選択肢になるかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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