ソニーモバイルコミュニケーションズは2月24日、スペインのバルセロナで開催中の世界最大級のモバイル展示会「Mobile World Congress 2014」において、“Xperia”シリーズの新モデルとなるスマートフォン「Xperia Z2」「Xperia M2」、タブレット「Xperia Z2 Tablet」、スマートウェア「SmartBand」を発表した。
Xperia Z2は、約5.2インチのフルHDディスプレイと、約2070万画素のカメラを搭載したスマートフォン。4K画質の動画を撮影できる機能や、撮影した動画をスローモーション再生できる機能を搭載。また、デジタルノイズキャンセリング機能にも対応し、周囲の騒音を約98%カットできる。2.3GHzのCPU、3Gバイトのメモリ、3200mAhのバッテリを搭載する。本体カラーは、ブラック、ホワイト、パープルの3色。3月以降に発売予定だが、日本での発売は未定。
Xperia M2は、約4.8インチのディスプレイを搭載したスマートフォンで、220ユーロ以下の低価格で販売する予定。2月24日時点では1ユーロは約140円のため約3万800円前後となる。約810万画素のカメラには、シャッターを切る1秒前から写真を高速連写する「タイムシフト連写」や、撮影中の動画をFacebook上にリアルタイムで共有できる「Social live」などの独自アプリを搭載する。本体カラーは、ブラック、ホワイト、パープルの3色。4月以降に発売予定だが、日本での発売は未定。
Xperia Z2 Tabletは、約10.1インチのタブレット。IPX5/8相当の防水性能とIP5X相当の防じん性能を備えながら、厚さ6.4mm、Wi-Fiモデル約426g、LTE/3Gモデル約439gの薄型軽量ボディを実現した。タブレットとして初めて周囲の騒音をカットするデジタルノイズキャンセリング機能に対応しているという。2.3GHzのCPU、3Gバイトのメモリ、約810万画素のカメラ、6000mAhのバッテリを搭載する。本体カラーは、ブラック、ホワイトの2色。3月以降に発売予定だが、日本での発売は未定。
SmartBandは、スマートフォンアプリ「Lifelog」と連携させて、歩数や音楽、写真、通話など日々の行動を記録できるリストバンド型のウェアラブルデバイス。電話の着信やSNSの更新通知を振動で伝えるほか、スマートフォン上の音楽再生などの操作もできる。NFCに対応しており、Xperiaスマートフォンにかざすだけで、ワイヤレス接続が可能。本体カラーはブラックのみだが、順次カラーを追加する予定。3月以降に世界で発売され、日本でも発売される予定だが、時期は未定だ。
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