Notebooks 7は、以前からリリースされていたNotebooksを再デザインし、iOS7のフラットデザインにマッチした形に進化させたノートアプリだ。以前のバージョンで増えすぎた機能が整理され分かりやすいメニュー構成となったほか、iPhoneとiPadの両方で使用できるユニバーサルアプリとなった。ただし、iPhoneのみで利用可能なNotebooks 7 for iPhone(500円)もリリースされている。
バージョン6のNotebooksを利用している場合でも、作成済みのノートをバージョン7に簡単に引き継ぐことができる。DropboxまたはWebDAVサーバを介して同期していた場合は、Notebooks 7でもDropboxまたはWebDAVサーバの設定を行ってから同期するだけで良い。同期の設定は、トップ画面左下の歯車アイコンをタップすると表示される「Settings」ページの「Import, Export, Sync」ページで行う。
新しいノートを作成するには、トップ画面右上の+アイコンをタップする。作成できるノートの種類が表示されるので、目的の項目をタップする。プレーンのノートを素早く作成したい場合は、+アイコンを長押しする。Book(ブック)は、ノートをまとめるフォルダのような役割を果たす。ブック全体をタスクとして表示すると、タイトルの頭に丸いチェックボックスが表示され、作成したノートには期限やアラートを設定してタスクとして扱うことができる。
ノートは、デフォルトで白い画面に表示されるが、以前のバージョンと同様に、本物のノートのようなデザインに変更することもできる。用紙の種類や色の設定、便利な拡張キーの表示/非表示の切り替え、デフォルトで作成するドキュメントの種類の設定などは、「Setttings」ページの「Write and Edit」ページで変更できる。
ノートに文字を入力している最中に、文字数またはワード数のどちらをカウントするかも、「Write and Edit」ページの「Live Count」で設定可能だ。ただし、文字数のカウントでは改行も文字数に含まれてしまうようなので、注意が必要だ。あくまでも目安として考えるといいだろう。
Notebooksで最も便利な機能は、テキスト文書またはHTML文書を、添付ファイルとしてメールで送信できる機能だ。そのためには、あらかじめ「Settings」ページの「General」ページで、「Send HTML as Attachment」および「Send Text as Attachment」をオンにしておく必要があるが、Notebooksアプリ内でメールの宛先の指定や本文の作成、送信まで完了できる。たとえば、タスクとして作成しておいたテキストファイルをクライアントに送信したら、タスク完了のチェックマークを付けておけば、送信したかどうかを失念することもない。
他にも、TextExpanderとの連携はもちろん、OmniFocus、Things、Appigo Todoなどのタスク管理アプリと連携できるので、書くこととタスクが密接に結びついている人には重宝するだろう。執筆時点では、Notebooksのデスクトップ版としてMacおよびPC向けにβ版が公開されているので、そちらも併せて使用すると便利だ。
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