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Mt. Gox、CEOのブログにハッキング--Bitcoin残高など暴露か

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年03月10日 12時05分
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 Bitcoin取引所Mt. Goxがセキュリティ対策の不備から多額の損失を出した件で、その詳細に関する情報が開示されないことに苛立ちを覚えたと思われるハッカーらが、同取引所の最高経営責任者(CEO)の個人ブログを攻撃し、詐欺があることを訴えた。

 Mt. GoxのCEOであるMark Karpeles氏のRedditアカウントと、個人ブログであるMagicalTux.netが米国時間3月9日に乗っ取られ、不正に引き出されて盗まれたとされているBitcoinの一部がまだ同取引所の管理下にあると主張する投稿が書き込まれた。またハッカーらは、Mt. Goxのサーバから盗んだデータを含んでいるとする716MバイトのZIPファイルを、これらのサイトとPastebinに投稿した。

 このデータダンプによると、95万1116.21905382ビットコイン(BTC)がMt. Goxに預けられていたという。渦中の同取引所は2月に、顧客の約75万ビットコインに加えて、同取引所が保有していた10万ビットコインが消失したとして、民事再生法の適用を申請していた。

 ハッカーらは「このダウンロードには、関連データベースのダンプやCSV形式のエクスポートファイル、特殊なツールとともに、データからまとめ上げた重要な要約が含まれている」と汚い言葉を織り交ぜながら述べたうえで、「ユーザーデータベースのダンプは含まれていない」と付け加えている。

 米CNETはこういった主張の真偽について、自社で確認することはできなかったが、一部のRedditユーザーらは、投稿されたデータに記載されている残高が、自らのアカウントの残高と一致していることを確認できたと述べている。

 米CNETはMt. Goxにコメントを求めているが、本稿掲載時点で回答は得られていない。

 Mt. Goxはその絶頂期、最大かつ最も人気の高いBitcoin取引所の1つだった。しかし同取引所は2月7日、すべての取引に影響する重大な欠陥がビットコインに存在しているとして、顧客による引き出しを停止した。Mt. Goxはその後、この問題について謝罪し、サービスの再開を可能にする回避策を開発したと述べたものの、いまだにサービスは再開されていない。


Mt. Goxのサーバからハッカーが取得したとされるデータのスクリーンショット

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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