Appleは「Mavericks」での4Kサポートを少しばかり強化しようとしている可能性がある。
Appleが新たにリリースした「Mavericks beta 10.9.3」では、ユーザーの「Mac」に接続された4K/Ultra HDモニタ上で、同OSをネイティブな4K解像度で稼働できるオプションが使用可能となっているという。9to5Macが米国時間3月7日にこの仕様を確認した。AppleはMavericksでの4Kサポートを「Retina」と呼んでいると、同サイトは伝えている。
現在、Macは4Kモニタをサポートしているが、余分にある走査線を使ってより大きなウィンドウやインターフェース要素を表示しているに過ぎない。新たなRetina機能は、同OSをUltra HDディスプレイに合わせて正しくスケーリングするため、画像がより鮮明で読みやすくなる。9to5Macによると、その解像度は2013年後半にリリースされた「MacBook Pro」に搭載のRetinaディスプレイと同等に見えるようだという。
Appleが4Kディスプレイ対応の強化に取り組んでいることは、おそらく意外なことではない。4K技術は、モニタやテレビ分野において支持を急速に広げており、ますます多くの端末で4K対応が必要になる見込みだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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