東芝とNTTコミュニケーションズは、グローバルクラウド事業において協業し、双方の事業強化を図ることを発表した。
東芝はこれまで、国内企業を中心にデータセンターサービスやクラウドコンピューティングサービスを提供してきた。今回、世界150拠点以上のデータセンターと、196カ国・地域をカバーするネットワークに直結する「Bizホスティング Enterprise Cloud」を展開するNTTコミュニケーションズと協業することで、グローバルに事業展開する企業へのサービス提供が可能となる。
顧客企業が海外で新規事業を立ち上げた際にも、世界中のどこからでも共通のクラウド・ネットワーク環境を利用し、東芝が展開するサービスを活用できるとのこと。すでに東芝ではグループ内での試行導入を開始している。また、2014年4月から北米・アジアを皮切りに社外にも提供する計画で、今後は欧州地域にも展開するという。
NTTコミュニケーションズは、Bizホスティング Enterprise Cloudの一部に東芝製ストレージシステムをすでに導入し、高性能・高品質を求めるストレージサービスを実現した。今後も、クラウドサービス強化に向け、東芝のストレージ新技術やサービスの活用を進めていき、クラウド事業の拡大を図るとしている。
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